弁護士に遺言書の種類等を教えてもらいました

昨年、仕事を定年退職したのを機に自分のこれから先のことを真剣に考えるようになりました。
現在は特に病気にはなっておらず健康に暮らすことができていますが、地震などの自然災害に襲われて突然死んでしまうようなことが絶対ないなどという保証はありませんし、いつ交通事故に遭うかもわかりません。
ある日突然自分が死んでしまうようなことがあれば、残された家族が戸惑ってしまうと思ったので、遺言書を作成しておきたいと考えるようになったのです。
最初は自分一人で何とかしようと考えて、図書館へ行ってハウツー本などを読んでみたりしたのですが、遺言書にもいろいろな種類があるようですし、その有効要件などがかなり厳格に決まっているようだったので、弁護士の手を借りる方が良いように感じられました。
そこで、知人から弁護士を紹介してもらい、遺言書作成サポートを受けることに決めたのです。
まず最初に遺言書の種類について説明を受け、それぞれの形式のメリット・デメリットを教えてもらいました。
実は私には離婚歴があり、別れた前妻との間にも子供が一人おります。
離婚後は前妻が親権を取得し、その子を連れて実家のある遠方へ引っ越して行ってしまったので、子供と会えなくなってしまいました。
現在は既に成人しているはずですので、本人が私と会いたいと思えばいくらでも会うことはできると思うのですが、全然連絡をしてこないところを見ると、私とは会いたくないと考えてるのかなと思います。
でも、私の血を分けた子供であるのは事実ですからその子にも相続権はありますし、何も父親らしいことをしてやれなかった償いとして少しでも財産を残してやりたいという気持ちもあります。
しかし、それらのことを現在の妻や子供に頼むのは忍びないです。
そこで、弁護士と相談した結果、その子の相続にも言及した遺言書を公正証書で残しておいて、さらにその執行を弁護士に依頼しておくようにするのがベストな選択だという結論に至りました。
公正証書の形式にしておけば、家庭裁判所の検認手続きが不要になりますので、すぐに執行してもらうことができますし、弁護士を執行者として指定しておけば、現在の妻に余計な負担をかけることが避けられます。
自分の死後に、家族が余計な負担を被ってしまったり、トラブルに巻き込まれてしまうようなことはできるだけ回避したいと考えていますので、その方向で準備を進めています。
まだ具体的な作成手続きには入っていませんが、今年の夏までにはきちんとした形にしたいと考えています。

Copyright 2014 ゆいごん作成.com All Rights Reserved.